小児歯科
Pediatric-dentistry
こんなお悩み
ありませんか?
- 子どものむし歯を防ぎたい
- むし歯がなかなか治らない
- 正しい歯磨きのしかたを教えてほしい
- 子どものむし歯の治療をしてほしい
- 乳歯がむし歯になってどうすればいいかわからない
- お菓子をよく食べているがむし歯になっていないか心配
小児歯科の役割と重要性

「乳歯はいずれ永久歯に生えかわるから、むし歯のまま放っておいても大丈夫」という考えは間違いです。乳歯が健全か、正しく治療されているかは、後の永久歯の歯列だけでなく、大事な成長期の身体の発育にまで大きく影響してきます。
乳歯は痛みだしたり腫れたりすると、治療しても経過が悪いのが現実です。
そこで必要なのが早期治療とむし歯予防です。
乳歯が丈夫な永久歯が生えるための準備期間となり、正しい位置に生え替わりを誘導する役割などがあります。
むし歯は感染症だという位置づけから考えれば、生え替わり直後の永久歯は抵抗力が弱く、既にあるむし歯が永久歯のむし歯リスクを高めてしまう可能性もあるので、治療後は定期的なメインテナンスが必要です。
年代別の歯科予防
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Step010~2歳の歯科予防
むし歯のチェック乳歯が生え始める頃から、むし歯予防の取り組みを始めることが重要です。なぜなら、生後間もない赤ちゃんの口内には、むし歯の原因となる細菌はほとんど存在しないと言われているからです。日常的な親子の触れ合いを通じて、徐々に細菌が定着していきます。だからといって、むし歯予防のために親子の触れ合いを避けるのは適切ではありません。スキンシップは赤ちゃんの情緒的な発達に欠かせません。まずは保護者自身が口内の清潔を保ち、むし歯菌を増やさないことが大切です。そして、赤ちゃんの歯が生えたら、歯ブラシを使ったケアを開始します。歯磨き粉は使わず、ぬるま湯で歯ブラシを濡らして優しく磨いてあげましょう。
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Step023~5歳の歯科予防
フッ素塗布、シーラント、
ブラッシング・食生活指導乳歯は、永久歯と比べてエナメル質が薄く、むし歯になりやすい傾向があります。定期的な歯科検診を受け、必要に応じてフッ素塗布やシーラント処置を行いましょう。またご家庭では、子どもが自分で歯磨きする習慣を身につけられるよう、楽しく教えることが大切です。歯磨きの後は、保護者が仕上げ磨きを行うようにしましょう。
また、指しゃぶりやおしゃぶりの習慣が長く続くと、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。優しく注意しながら、少しずつ習慣を改善していくことが大切です。 -
Step036~11歳の歯科予防
フッ素塗布、シーラント、
ブラッシング・食生活指導6歳頃から永久歯が生え始め、乳歯と永久歯が混在する時期を迎えます。この混合歯列期は、むし歯のリスクが高まる時期でもあります。特に永久歯は萌出直後のエナメル質が未成熟なため、むし歯になりやすいのです。なおかつ溝の部分は汚れが残りやすいので、注意が必要です。食生活では、歯に付着しやすい砂糖の多い食品の摂取を控えめにすることも大切です。
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Step0412歳~15歳の歯科予防
フッ素塗布、ブラッシング指導、
お口のクリーニング12歳~15歳は永久歯への生え変わりが完了し、口腔内環境が大きく変化する重要な時期の一つです。この時期の歯科予防は、将来の歯の健康に大きな影響を与えます。当院では、フッ素塗布、ブラッシング指導、クリーニングといった基本的なケアに加え、必要に応じて矯正治療の相談も行っております。
思春期で歯科医院に行きたくない、親から指示されたくないと感じる方もいるかもしれません。そのため当院では、患者様一人ひとりの気持ちを尊重し、無理強いすることなく、お口の健康について一緒に考えていく環境づくりを心がけています。
当クリニックの取り組み
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フッ素塗布
フッ素には歯質を強化する有効成分が含まれており、むし歯を予防する効果が期待できます。乳歯の歯質は永久歯に比べて安定しておらず、むし歯になりやすく進行も非常に早いといわれております。定期的なフッ素塗布に取り組み、むし歯から乳歯を守りましょう。
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シーラント
むし歯予防には、シーラントが効果的です。シーラントは歯科用プラスチックを歯の表面に流し込み、溝を埋める処置です。食べ物のカスや細菌が入り込みにくくなるので、歯質が弱い乳歯や永久歯(6歳臼歯)を保護する性質があります。
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ブラッシング指導(お子様)
当クリニックでは、一人ひとりのお子様の成長に合わせ、正しい歯磨き指導を行っております。歯と歯の間や奥歯など、磨き残しが多い場所をお伝えし、正しく歯を磨けるようにやさしくアドバイス。また親御さまによる仕上げ磨きも積極的にレクチャーいたします。ぜひ一緒にお子様の歯が健やかに成長できるようサポートしていきましょう。
よくある質問
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Q
子どもを歯医者嫌いにさせたくないのですが、どうしたらいいですか?
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「悪いことをすると歯医者に行くからね」などと怖がらせるのはやめましょう。お子様を歯医者嫌いにさせないためには、歯医者=痛い・怖いというイメージを植え付けないようにすることが大切です。「歯の健康を守るために必要な場所」「家族みんなで悪いバイキンと戦う場所」など前向きに伝え続ければ、お子様も通院を嫌がらなくなる可能性が高まります。
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Q
フッ素コーティングは何歳から始めるのが良いですか?
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乳歯が生え始めたらスタートするのがベストです。当院では1歳半ごろ、上下の前歯4本ずつ、合計8本が揃った頃を目安としています。フッ素の力を借りて、むし歯になりやすい時期を乗り越えましょう。
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Q
自宅でもフッ素コーティングはできますか?
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歯科医院で使用するフッ素は、ホームケアで使用するものに比べると成分が高濃度です。そのため自宅で使用するのは、安全面からおすすめできません。安全かつ効果的にフッ素を塗布するためには、歯科医院で治療を受けるようにしましょう。
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Q
子どもの歯科検診は何歳から受けられますか?
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歯科検診は、最初の歯が生えてきた頃に受診しましょう。具体的には、生後6ヶ月ごろ〜1歳前後の時期が目安です。小さな変化も見逃さず、お子様の歯の健康をサポートいたします。