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マイナンバーカードの保険証紐づけ の闇!
政府はマイナンバーカードに保険証機能を紐づけすることのメリットとして、他医療機関との連携ができ、患者さんが他の医療機関でどのような薬剤を処方されているかわかりやすくなり、「お薬手帳」がいらなくなる としています。あるテレビでは リアルタイムにその患者さんの情報が分かるなどと誤解を招く言い方をしている番組もあります。 しかしこれは誤解です! 真っ赤なウソと言ってもいいと思います。
医療機関では患者さんの診療内容をレセプトという形で、診療を行った月の分を1ヵ月分まとめて翌月10日くらいに提出します。保険者はその1枚1枚を全て適切に保険請求されているか審査し、認められたものが保険診療の確定となり記録されます。 マイナンバーカードで診療を受けた場合その場ですぐ情報が分かるような感じがしますが、保険請求の確定事項からの情報なので2~3ヵ月くらい前の事しかわかりません。 「今の症状に合わせて薬を処方するのに 他から何の薬が処方されているの?」とリアルタイムでわからなければ何の意味も無いのに・・・苦笑