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歯科保存科 2 むし歯が進むと! 歯根の治療 その1

歯科治療イメージ 患者を覗き込む歯科医と歯科衛生士

むし歯が進むと はじめ 冷たいものにしみます これは 黄色信号 

さらに進むと 温かいものにしみる こうなると 赤信号!

こ個までむし歯が進むと歯の神経(歯髄)を取る羽目に・・・ 抜髄 いわゆる歯の根の治療に。

麻酔してむし歯を削り取り 神経を取って 歯根の中の神経が通っていた管(根管)を何度も洗浄消毒。

根管がきれいになったら その中を薬で詰める処置へ(根管充填)

神経(歯髄)を取れば歯が痛くなりません! でもそれは良いこと?

いいえ なるべく神経(歯髄)は残しておいた方が良いです。

我々が食べて得た栄養や呼吸した酸素は、血液に溶けて体の隅々まで運ばれます。歯の神経(歯髄)の中にも毛細血管があり血液が流れています。ところが抜髄処置をしてしまうと、血管も失い血液が流れてこなくなり つまり 栄養供給 酸素供給 が断たれ 歯の組織が死んだ状態となり 少し歯の材質がもろくなってしまいます。

ですから 永い人生 最後まで自分の歯で美味しく食べるには できるだけ神経(歯髄)を残しましょう!

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