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ホワイトニング

私自身 歯学部の学生時代 その後 歯科医師として歩き出した頃 「ホワイトニングなんて医療じゃない!」と考えておりました。

しかもその頃のホワイトニング薬液は、歯質に対して悪影響があるものも少なくなく 余計にホワイトニング否定派でした。

しかし ある講習会で 先天的に歯質(エナメル質形成不全)の色が悪く それを理由に人前に出るのがつらく、引きこもりになった人が、ホワイトニングで白くきれいな歯を得て、人前で大きな口を開けて笑えるようになった という話を聞き、ホワイトニングは人の精神面のケア 向上に良い影響を及ぼす!それは立派な医療である また成熟した社会の一員として 身なりを整えることは 社会人のマナーであり、ホワイトニングはその分野で大きな役割があると考えを改めました。

ホワイトニングには オフィスブリーチング と ホームブリーチングの2種類のやり方があります。

オフィスブリーチングの利点は 1回で終了すること これは魅力的ですね。 しかし欠点も多く、白く染まり方が 個人差があり、また1人の患者さんのお口でも 歯によって染まり方が違う場合があります。さらに1回で仕上げるため比較的強い薬液を使用するため、知覚過敏を引き起こすことも少なくありません。

ホームブリーチングはお口の型をとり、その方の歯に合ったマウスピースを作成。毎日マウスピースの内面に薬液を入れ、口腔内に装着。1回2時間を毎日 2週間行います。 これが面倒でこのやり方の欠点です。しかしこれはホームブリーチングの利点にもつながります。

毎日行うことで、「鏡よ、鏡よ、鏡さん! 私の歯は白く綺麗かな?」と効果を見ながら進められ、白さの度合いをコントロールできます。つまり「もう少し白くしたいなぁ!」と思えば期間を延ばせば良いのです。また毎日少しづつ効果を得るようにマイルドな薬液を使用するため、知覚過敏が起きづらく 仮に少ししみるようになったら2~3日休めば知覚過敏が大概改善し また治療が再開できます

ホワイトニングで歯が白くなっても 残念ながら徐々に元の色に戻ってしまいます。 効果の持続の平均は、オフィスで半年 ホームは倍の1年と言われております。

以上のことより ホームブリーチングの方が優れている点が多く、当院では ホームブリーチングを取り入れております。

最後に当院では、ホワイトニング薬液は 日本製(GC]社製)の安全なものを使用しております。

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