歯周病治療

歯周病について

カウンセリング風景

少し前は歯周病のことを歯槽膿漏と言っていました。歯周病(歯の周りの疾患)は、その言葉のとおり歯の周りの歯肉や歯を支える骨をおそう病気です。歯垢(プラーク)の細菌は、歯肉に炎症を起こす毒素を作り、この炎症が歯周病のはじまりとなります。
私たちの歯と歯肉の境目には、健康な人でも1~1.5㎜くらいの溝「歯周ポケット」があります。ブラッシングが不十分だったり、体力がおちている時は、細菌の出す毒素などで歯周ポケットが深くなります。
なぜ歯周ポケットが深くなるのか。
それは、歯槽骨自ら骨を溶かし、歯周病で悪化したところに直接骨が触れないよう歯周病の炎症から逃れるためです。
歯周病から逃れることによって、どんどん歯の周りの骨は無くなり、歯がグラつくようになり、最後には歯を失ってしまいます。

歯周病の進行度合い

  • 黒くなっている部分は2,3日以上ついているプラークです。歯ぐきが腫れるので、赤くなる部分があります。
    歯みがきしたとき、ときどき血が出る場合は要注意です。

  • さらに放っておくと、プラークがどんどん溜まっていき、骨が溶けていきます。また、口臭が気になったり、歯ぐきから膿が出たりします。

  • ここまでくると、歯石やプラークが歯周ポケット内に溜まり、歯がぐらぐらになります。また、口臭がきつくなり、歯ぐきから膿がいつも出るようになります。

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